ノーインベストメント・ノーライフ


株ときどき雑記
ライブドアショックあたりから株式投資をスタートした個人投資家
紆余曲折を経て高配当銘柄投資にたどり着く
売買は4年に1度ぐらい

    タグ:出前館

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    証券コード 社名 業種 関連銘柄 トピックス PER 配当利回り ROE PSR 進捗率
    2484 出前館 ネット出前サービス 巣ごもり関連 LINE<3938>による300億円追加出資で実質子会社に 0.00倍 0.54% 0.00% 4.42倍 進捗率-%(2Q時点・赤字拡大)


    *直近の決算、あるいは今期予想が売上10%以上成長の企業を掲載

    出前道一直線

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    証券コード 社名 業種 関連銘柄 トピックス PER 配当利回り ROE PSR 進捗率
    2484 出前館 ネット出前サービス デリバリー関連 「朝日新聞」との飲食宅配代行の業務提携を打ち切り 0.00倍 0.33% 0.00% 7.13倍 進捗率-%(1Q時点・赤字転落)


    *直近の決算、あるいは今期予想が売上10%以上成長の企業を掲載

    出前館
    株式会社出前館
    2019-11-29


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    20191130_030832_631

    とりあえず、お土産コーナー。お土産は薩摩恵比寿堂のスパークリングワインでした。株主向け会社説明会では、<出前館>で注文したお弁当をご馳走してくれたり、至れり尽くせりでした。

    まあ、お弁当のご飯がねちょねちょして、あまり美味しくなかったけどw

    召集通知に載っている経営者の経歴の欄を見ると・・・

    https://ssl4.eir-parts.net/doc/2484/ir_material4/130146/00.pdf
    bandicam 2019-11-30 03-00-43-844

    社長がまたまたリクルート出身なのにおどろく(;゚Д゚)

    なので、今回はリクルート出身が社長を務める上場企業を集めてみました。

    社名(証券コード) 業務内容 時価総額 代表者名
    ・夢の街創造委員会(出前館)(2484) 出前サービス 583億 中村利江
    ・アイ・ピー・エス(4390) フィリピンでの通信サービス 153億 宮下幸治
    ・USEN−NEXT HOLDINGS(9418) 動画配信サービス 672億 宇野康秀
    ・リンクアンドモチベーション(2170) 経営コンサルタント 792億 小笹芳央
    ・ゴールドクレスト(8871) マンション開発 53億 安川秀俊
    ・フージャースホールディングス(3284) マンション開発 403億 廣岡哲也
    ・オールアバウト(2454) 生活総合情報サイト 93億 江幡哲也
    ・MS−Japan(6539) 弁護士など専門分野に特化した人材紹介 375億 有本隆浩
    ・ショーケース(3909) 企業向けwebマーケティング支援 46億 永田豊志


    参考サイト:リクルート出身の起業家/経営者/有名人まとめ
    https://matome.naver.jp/odai/2134855976914479801


    ここらへんの会社の株を見繕って、買っとけばいいんじゃないの?(テキトー)

    リクルートのDNA 起業家精神とは何か (角川oneテーマ21) [Kindle版]

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    株主総会終了後、しばらくのインターバルを開けて、株主向け会社説明会がスタート。

    まずは、<出前館>で届けられたお弁当8種類の中から、自分の好きな弁当を選んで食事。自分が選んだのはウナギ弁当。お食事の間、<出前館>を取材した報道映像がスクリーンに映し出される。

    内容は「今回の増税における軽減税率で、外食産業が冷遇され冬の時代が到来。その打開策として、軽減税率対象の出前サービスを導入する外食産業が増えている」というニュース

    食事が終わった後に、株主向け会社説明会が始まる。

    2019年8月期通期決算説明会資料
    https://ssl4.eir-parts.net/doc/2484/ir_material_for_fiscal_ym/71087/00.pdf

    bandicam 2019-11-30 11-14-09-612

    bandicam 2019-11-30 11-14-36-073

    2019年8月期通期決算説明会資料をベースに、今期の方針と主要戦略の説明がなされる。概要は以下のとおり。

    ・2000年に出前サービスを開始。開始当初は受注代行。注文を受け加盟店に連絡。出前は加盟店任せ
    ・2017年に宅配クライシスが発生し、運送費が高騰。自前での配送代行の実験スタート。パトーナー企業として「朝日新聞販売所」と手を組む
    ・2019年に、<ウーバー>の参戦、軽減税率導入など、出前サービス市場が活性化。自前で配送ネットワークを構築することに
    ・自前の配送ネットワーク構築のために、投資費用が嵩む。そのため、当期は赤字転落、今期は赤字拡大予定


    そして質疑応答。

    Q:対象店の「華屋与兵衛」「ココス」はポンタカードだが、Tポイントカード以外の扱いはどうなっているのか?
    A:当社のサイトはTポイントカードが使えたり、貯めたりできるようになっている。他のポイントカードの使用は、市場の動向を考えながら検討していく。

    Q:株価の件
    A:株価について何とも申し上げられない。我々は頑張って業績を上げていくしかない。

    Q:発行可能可能株式数が現在の倍になる件
    A:すべての枠を使うかどうかは経営判断になる。時価総額の拡大に繋がるかどうかを検討してから使うことになる。

    Q:どうやって、アピール・差別化していくのか?
    A:「出前館」の認知度は38%で、まだまだ足りない。マーケティングをしっかりやって認知度を上げていく。

    ただ、認知度が向上しても、使用可能店舗が少なかったり、値段(1500円以上じゃないと注文不可能)が高かったりして、使い勝手が悪ければ意味がない。この部分で差別化していく。

    Q:役員の‘‘本田宗寛’’氏はドローン関連企業の人物だが、ドローンでの配送とかを考えているのか?
    A:ドローンの情報収集はしている。人手不足解消のひとつの手段になるのではないかと考えている。だが、日本の場合、法規制が問題になる。

    Q:配送する自転車やバイクに他の広告を載せてみてはどうか?
    A:配送する自転車やバイクに他の広告を載せるなら、「出前館」の認知度を上げるために広告を出すほうが先決。他の広告を載せるうんぬんは、「出前館」の認知度が行き渡った段階の話で、今する話ではない。

    Q:「くるめし弁当」との関係は?
    A:グループ会社。ロケ弁や企業向けの弁当が得意。前日注文で客単価が20,000円。当社がやっているのは、当日注文で客単価が2,500円。ビジネスモデルが全く違うが情報交換は行っている。

    Q:アナリストミーティングはどうなっているのか?
    A:海外の機関投資家が多く3割程度。長期投資で3カ月に一度、来社してくれたり、こちらから出向いたり、協業を紹介してくれたり、いい関係を築いている。

    国内のアナリスト説明会は年2回で50〜70人が集まる。海外は、北米・香港・シンガポールはそれぞれ年2回。

    Q:優待の使用と、別の場所への配達との併用で注文したかったが、アプリではなかなかうまく操作できず。この件で電話したいという申し出をメールでしたものの断られる。コールセンターを持っていてもいいのでは?
    A:アプリの使い勝手が悪く申し訳ない。使いやすいアプリにするように改善をする。また、ネットでの注文から20分で届くという性質上、コールセンターはあるが電話での回答を極力しないようにしている。貴重な意見として頂戴する。

    Q:Tポイントカードが100ポイント単位でしか受け付けてくれない件
    A:システム上では1ポイントから使用可能になっている。だが、加盟店との取り決めで100ポイント単位になっているだけ。

    100ポイント単位では使い勝手が悪いから、1ポイント単位から使えるようにして欲しいことを加盟店には伝えておきます。

    Q:TポイントカードとVISAカードが併用できない件
    A:併用できないため今回からTポイントカードのみの優待を実施

    Q:未払金、未収金の詳細
    A:クレジット支払が多くなると、未払金や未収金が増える。

    Q:持ち分法投資利益の詳細
    A:先ほど話に出て来た「くるめし弁当」の業績寄与。

    Q:赤字なのになぜ法人税を支払わなければならないのか?
    A:「薩摩恵比寿堂」だけは利益が出ている。その法人税の支払い。

    Q:‘‘和田菜穂子’’氏が<カルビー>でなく、<夢の街創造委員会(出前館)>を選んだ理由
    A:コンサルタント会社に長く勤めており、会社経営のアドバイスをしていた。しかし、アドバイスじゃなく、自分で経営したくなった。しかも、10倍、20倍もの成長をする会社。そう考えると<夢の街創造委員会(出前館)>になった。


    株主総会に続き、株主向け会社説明会も終わり、すべての演目が終了し解散。

    宅配クライシス [単行本(ソフトカバー)]

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