Aさん: こんにちは、Bさん。東京きらぼしフィナンシャルグループの2026年3月期第2四半期決算が発表されましたが、どんな良い点と悪い点がありましたか?
Bさん: こんにちは、Aさん。まず良い点ですが、経常収益が前年同期比で15.7%増の89,101百万円、経常利益は45.1%増の27,631百万円と大幅な増収増益を達成しています。特に貸出金利息が307億円増加していて、これはメイン化取引の推進や政策金利の上昇が寄与しています。
Aさん: それは素晴らしいですね。他には何か注目すべき点はありますか?
Bさん: そうですね、親会社株主に帰属する中間純利益も48.8%増の19,227百万円と好調です。また、包括利益が515.3%増の29,378百万円となっており、資産運用が順調に進んでいる印象があります。
Aさん: 一方で、悪い点はありますか?
Bさん: 悪い点としては、自己資本比率がわずかに増加したとはいえ、まだ5.3%と低水準です。さらに、貸倒引当金の増加や、金利上昇に伴う預金利息の負担も懸念要素です。特に、与信関係費用が前年同期比で微増していることは、今後の利益に影響を与える可能性があります。
Aさん: 確かに、与信関係は重要ですね。投資対象としてこの会社はどうですか?
Bさん: 現在の業績は明確な成長を示しており、特に貸出金利息が伸びていることから、将来的な利益も期待できます。ただし、自己資本比率の低さや与信関係費用の上昇が懸念材料なので、安定成長を続けるためには注意が必要です。全体としては、リスクを取れる投資家には魅力的な選択肢ですが、慎重な判断が必要です。
Aさん: なるほど、リスクとリターンのバランスを見ながら投資を考える必要がありそうですね。ご意見ありがとう!
| 証券コード | 社名 | 業種 | 関連銘柄 | PER | 配当利回り | ROE | PSR | 進捗率 |
| 7173 | 東京きらぼしフィナンシャルG | 地方銀行 | 金利上昇メリット関連 | 6.72倍 | 2.32% | 8.52% | 1.39倍 | 進捗率58.8%(2Q時点) |



