東宝が14日発表した2020年3〜5月期連結決算は、純利益が98.0%減の2億円と大幅減益となった。松竹の20年3〜5月期連結決算は純損益が43億円の赤字(前年同期は3億円の黒字)に転落した。2社とも、新型コロナウイルスの影響で映画作品の公開を延期したことなどが打撃となった。
東宝98%減益、松竹赤字に 3〜5月期、映画延期響く
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b9e439ba7b59f50cba8624164478e0449920da8
東宝、黒字確保すげえ!!
東宝<9602>も、松竹<9601>も、どちらも赤字だと思っていたので、東宝の黒字確保にはとても驚いております。
どちらも不動産事業の黒字が映画事業と演劇事業の赤字を支える構図は同じです。しかし、東宝の場合は、不動産賃貸以外に、不動産管理や道路工事も行なっております。このままコロナ不況が続き、政府が公共投資によるテコ入れ策をしてくれば、後者の道路工事は潤うことになり、事業の下支えになるでしょう。
コロナショックで不安を煽りまくっていた割には、思ったほどダメージを受けていないように感じます。
松竹と東宝〜興行をビジネスにした男たち〜 (光文社新書)
