以下に、当四半期決算に関する良い点と悪い点を挙げます。



良い点
1.営業収益の増加
・営業収益が前年同期比21.3%増加し、65億18百万円に達した点は、業績の成長を示しており、ポジティブな要素です。

2.純利益の大幅な増加
・親会社株主に帰属する四半期純利益が前年同期比57.2%増加し、42億89百万円に達したことは、収益性の向上を示しています。

3.トレーディング損益の改善
・トレーディング損益が前年同期比24.8%増加し、28億49百万円の利益を計上した点は、投資活動の成功を反映しています。

4.自己資本比率の向上
・自己資本比率が前年同期比で0.8ポイント増加し、65.0%に達したことは、財務の安定性を示しています。

5.配当金の増加
・第2四半期末の配当金が前年の30円から50円に増加しており、株主還元の姿勢が強化されています。

悪い点
1.包括利益の大幅な減少
・包括利益が前年同期比58.6%減少し、19億41百万円に留まった点は、全体的な収益性に課題があることを示唆しています。

2.現金・預金の減少
・流動資産の中で現金・預金が44億34百万円減少しており、短期的な資金流動性に懸念が生じる可能性があります。

3.その他有価証券評価差額金の減少
・その他有価証券評価差額金が23億47百万円減少しており、投資ポートフォリオの評価損が発生している可能性があります。

4.委託手数料の減少
委託手数料が前年同期比13.7%減少しており、主力収益源の一つである手数料収入に課題が見られます。

5.業績予想の非開示
・業績予想を開示していない点は、投資家にとって不透明感を与え、株価に悪影響を及ぼす可能性があります。

これらの点を考慮し、今後の投資戦略を検討することが重要です。

証券コード	社名	業種	関連銘柄	PER	配当利回り	ROE	PSR	進捗率
8706	極東証券	外債販売に強い証券会社	資産運用関連	12.1倍	7.84％	10.0％	7.03倍	進捗率-％(３Ｑ時点・業績非開示)

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