ノーインベストメント・ノーライフ


株ときどき雑記
ライブドアショックあたりから株式投資をスタートした個人投資家
紆余曲折を経て高配当銘柄投資にたどり着く
売買は4年に1度ぐらい

    タグ:KeyHolder

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    以下に、当四半期決算に関する良い点と悪い点を挙げます。



    良い点
    1.売上収益の増加:
    売上収益が前年比13.0%増加し、31,090百万円を記録しました。

    2.営業利益の大幅増加:
    前年比42.7%増と高い成長を示し、2,805百万円に達しました。

    3.新規事業拡大:
    特に物流事業において新たなシナジーが生まれました。トポスエンタープライズをグループインし、事業多角化を推進。

    4.エンターテインメント事業の拡大:
    乃木坂46などのライブイベントやデジタルコンテンツ事業での取り組みが引き続き好調。新コンテンツの発掘やオーディション活動も成功。

    12th YEAR BIRTHDAY LIVE (Blu-ray) (完全生産限定盤) (特典なし)
    乃木坂46
    ソニー・ミュージックレーベルズ
    2025-02-12


    5.財務活動の改善:
    長期借入金の返済や利息支払いに取り組みつつ、現金及び現金同等物の活用を見直して効率化。

    悪い点
    1.持分法による投資利益の減少:
    前年は1,337百万円だったが、本年は947百万円と減少。

    2.コスト増加:
    人件費や制作費の上昇により、一部事業で利益率が悪化。

    3.キャッシュフローの課題:
    投資活動によるキャッシュ・フローが▲3,904百万円と大きな赤字。

    4.デジタル広告事業の減益:
    主要取引先の広告出稿の減少が影響。

    5.減損損失の発生:
    総額847百万円の減損処理が実行され、利益を圧迫。

    2024年12月期において、KeyHolderは売上と利益の成長が見られ、特に物流事業の新展開やエンターテインメント部門の成功が際立ちました。
    しかし、キャッシュフローの減少や一部事業のコスト増加が課題として挙げられます。
    持続的な成長のため、コスト構造の最適化と収益性の向上が引き続き重要となります。
    2025年に向けて、新規事業の成果と各事業領域での深耕が期待される一方、市場動向や内部効率への適応が必要です。

    証券コード 社名 業種 関連銘柄 PER 配当利回り ROE PSR 進捗率
    4712 KeyHolder 芸能プロダクション エンタメ関連 4.76倍 1.32% 11.0% 0.46倍 進捗率116.8%(4Q時点)


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    質疑応答を通じて、私の感想を交えて株主総会についてお伝えします。

    Q:既存ファンが高齢化しているが、新規ファン獲得を実施しているのか?
    A:女性限定イベントなどを実施している
    だが、あまり芳しくない
    小中学生など新規ファン獲得は大きな課題

    Q:コロナ前は懇親会、交流会などの数多くのイベントを実施していたが、新規ファン獲得策としてどうなの?
    A:貴重な意見として頂戴する

    コロナ前は懇親会や交流会などの多くのイベントが開催されていたようです。
    アフターコロナにも関わらず、その活動が停滞していることを株主に指摘されました。
    コロナ規制によるブランクの影響で、会社側が攻め手を失っている印象を受けました。
    コロナ前の雰囲気を取り戻すには、まだまだ時間がかかるかもしれません。

    Q:秋元康の作詞スピードが遅い件
    A:乃木坂の35thシングルが2024/03/27から2024/04/10に延期
    メンバーの作詞起用などを視野に入れ、発売延期対策を行っていく

    作詞家の秋元康さんは、おニャン子クラブ時代(当時26歳)からの経験を持ち、現在(65歳)も精力的に活動しています。
    歳を重ねるごとに作詞スピードが遅くなるのは仕方のないことかもしれません。
    ただ、個人的には、生成AIを活用すればいいのでは?と思いました。
    過去の作品を学習させ、AIが新たな歌詞を生成。
    それを加筆修正することで、効率的な作詞が可能になるかもしれません。

    Q:男性アイドルグループについて
    A:ジャニー喜多川の性加害事件の前から課題だった
    詳細は言えないが、仕込んでいる最中

    ジャニー喜多川氏の性加害事件により、ジャニーズ事務所の優位性が揺らぎました。
    これが新たなチャンスとなる可能性があるのではないかと考えました。
    この質問が特に興味深かったです。

    ファン株主の増加が目立ちました。
    この会社が乃木坂やSKEの所属していることを知る人が増えたと感じます。
    定かかどうかは知らんけど。



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    2024/03/26にザ・ガーデンホール(東京・目黒区三田)で開催されたKeyHolder<4712>の株主総会に行ってまいりました。
    本日はこれについてのご報告。

    定刻14時に株主総会がスタート。
    監査法人から計算書などが適正だと報告。
    業績などの報告事項は、映像とナレーションで説明
    決議事項は、社長が説明。

    まずは当社の概況。

    ・映像制作と広告代理店が好調
    ・コンテンツ内容強化が利益圧迫
    ・独自IPコンテンツ創出が課題


    そして質疑応答。

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    まずはオリーブスパの株主優待の話になります。
    総会会場限定ですが、株主の評判は良くないですね。
    オリーブスパは親会社Jトラスト<8508>がバックファイナンスした取引先です。
    親会社の意向が見え隠れし、イメージがあまり良くないです。
    やはりSKEや乃木坂に関連した株主優待の方が魅力的なのかもしれません。
    私もゲスな考えで株主優待を利用して、アイドルの生態観察したいと思っている一人です。

    次は乃木坂ライバルの話になります。
    微妙な娘たちをキャバクラ方式で競わせたアイドルグループAKB系は飽きられました。
    坂道系は上質な娘たちを揃えたのにもかかわらず、飽きられ始めています。
    その先手を打ったという感じがでしょうか。
    今回の乃木坂ライバルは、対立軸を作って競争させることによって新たなファン層を開拓する戦略だと考えます。
    AKB系や坂道系と同じく、これも横展開するんやろねw

    最後は乃木坂依存体質についてでございます。
    とりあえず損益計算書から見ていきましょう。

    持ち分法による投資利益 13.40億 ← この数字は乃木坂によるものです。
    営業利益 20.24億
    税引き前利益 21.75億
    税引き後利益 18.57億


    利益の大半を稼ぎ出す乃木坂さん、いやいや乃木坂様と言うべきでしょうか。
    エイベックス<7860>の屋台骨として利益の大半を稼いでいた浜崎あゆみの最盛期を彷彿とさせます。
    KeyHolderは元々、ゲーセン運営のアドアーズという会社でした。
    それが業態転換し、ここまで利益改善するとは思いませんでした。
    正直、この豹変ぶりに驚いております。

    乃木坂46公式書籍 10年の歩き方
    乃木坂46
    KADOKAWA
    2023-03-29


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