ノーインベストメント・ノーライフ


株ときどき雑記
ライブドアショックあたりから株式投資をスタートした個人投資家
紆余曲折を経て高配当銘柄投資にたどり着く
売買は4年に1度ぐらい

    タグ:TENTIAL

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    以下に、当四半期決算に関する良い点と悪い点を挙げます。



    良い点
    1.売上高の大幅な増加
    ・前期比137.3%の増収(5,409百万円 → 12,837百万円)を達成しており、リカバリーウェア市場の成長や新商品の開発、キャンペーン、店舗拡大などが寄与しました。

    2.利益率の大幅改良
    ・営業利益率が前期の8.8%から11.3%となり、効率的なコストコントロールが実現されています。

    3.純利益の増加
    ・当期純利益が前期比109.4%増の1,061百万円となり、利益剰余金も大幅に増加しました。

    4.キャッシュ・フローの改善
    ・営業活動によるキャッシュフローが2,607百万円となり、前年比で劇的に改善。健全なキャッシュフローが経営基盤の強化につながっています。

    5.新商品の投入と店舗拡大
    ・新商品「BAKUNE」シリーズや3つの新店舗開業(ラシック栄、札幌ステラプレイス、横浜そごう)など、積極的な成長戦略が奏功した。



    悪い点
    1.負債の増加
    ・負債が前期比2,696百万円(1,274百万円 → 3,971百万円)と急増しており、特に借入金が増加しています。

    2.投資活動によるマイナスキャッシュ・フロー
    ・△369百万円となり、これが将来的に利益をもたらす投資かどうかの注視が必要。

    3.配当政策の不在
    ・配当金が設定されておらず、投資家への利益還元が課題。

    4.市場の不透明性
    ・不安定な国際情勢や円安、資源価格の高騰など、外部環境の影響が今後の業績に不確定要因として残っている。

    5.高い未払法人税などの負債
    ・未払法人税が前期の1百万円から537百万円と急増しており、未払金や税負担の増加が将来的なリスク要因になる可能性がある。

    株式会社TENTIALの2025年1月期決算は、売上・利益ともに大幅な成長を遂げ、市場拡大や新規施策が成果を上げました。
    一方で、成長の裏で負債が増加し、財務健全性への懸念が残る状況です。
    積極的な成長戦略は評価できるものの、今後は負債管理や投資家還元策の強化が求められます。
    全体的に成長基調が明瞭な一方で、財務の安定性が課題です。

    証券コード 社名 業種 関連銘柄 PER 配当利回り ROE PSR 進捗率
    325A TENTIAL リカバリーウェア 睡眠対策関連 22.4倍 0.00% 55.5% 3.54倍 進捗率110.6%(4Q時点)


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    以下に、当四半期決算に関する良い点と悪い点を挙げます。



    良い点
    1.市場への適応力:
    「健康に前向きな社会を創る」という明確なミッションと一貫した製品戦略。健康意識の高まりを的確に捉えて新商品を開発している。

    https://kabutan.jp/disclosures/pdf/20250228/140120250227584109/
    スクリーンショット (239)

    2.新商品の展開:
    主力商品「BAKUNE」シリーズを中心に、特殊繊維を活用した多様なラインナップを展開し、ブランド力を向上させている。

    【行列のできる相談所にて紹介されました!】TENTIAL BAKUNE Dry LONG リカバリーウェア 疲労回復パジャマ 疲労回復 パジャマ 長袖 パンツ 上下セット 機能性 着心地 ルームウェア 部屋着 プレゼント テンシャル ユニセックス メンズ レディース
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    3.収益成長:
    売上高や利益が年々大きく成長しており、2026年1月期の予想ではさらなる拡大が見込まれる。

    4.販路の多様化:
    オンライン販売(自社EC、他社ECモール)、直営店舗、卸など多岐にわたる販売チャネルの活用による顧客層の拡大。

    5.会員プログラムの導入:
    「TENTIAL Club」によるリピート率の向上施策が成功しており、顧客満足度向上と収益安定化に寄与している。

    悪い点
    1.自己資本比率の低下:
    前期比で自己資本比率が48.8%から31.2%に大幅に低下しており、財務基盤の強化が課題。

    2.広告宣伝費の負担:
    広告宣伝費が総費用の大部分を占めており、コスト効率の改善が必要。

    3.利益率の鈍化:
    販売費および一般管理費の増加により、営業利益率が圧縮される可能性がある。

    4.配当未実施:
    株主還元に関して配当が未実施であり、投資家からの期待には応えられていない。

    5.在庫リスク:
    商品の増加や直営店舗展開による在庫リスクが高まりつつある。

    株式会社TENTIALは、東京証券取引所グロース市場への上場を果たし、健康をテーマとした事業展開で注目を集めています。
    「BAKUNE」シリーズを中心に、顧客ニーズを的確に捉えた製品開発と販売戦略が成功している一方で、広告宣伝費や在庫リスク、財務構造の脆弱性が見受けられます。
    今後は、継続的な収益の増加とともに、コスト効率の改善や株主還元への取り組みが求められるでしょう。
    上場を機に、企業価値をさらに向上させるための行動が期待されます。

    証券コード 社名 業種 関連銘柄 PER 配当利回り ROE PSR 進捗率
    325A TENTIAL リカバリーウェア販売サイト「BAKUNE」運営 Eコマース関連 22.7倍 0.00% 60.3% 3.58倍 進捗率34.8%(3Q時点)


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